12の仕様解説(4)
前回の仕様で、TBの形状変化について少し触れました。
実は今まで触れなかった右耳で、それを可能にしています。
まずオレンジ色の予約語、水色や黄色の数字型、文字型は右耳からこんな選択ができます。
形状には一部、駄目人間さんの案を取り入れました。
左から解説していくと、変数はTB内の縦線がなくなって小さくなった形状、定数には押しピンがついて四角くなり、中味を直接書き込めるようになっています。
配列は見た目通り数字が入り、ポインタには指マークがつきます。
オレンジの予約語系は
※仕様変更しました!12の仕様(4)改 - プログラミング図形「12」
ちょっと複雑で、まず演算子を選択すると以下の電卓のような窓が開きます。
この上の部分に定数や変数を貼り付けたり、下のキーボード上の演算子を直接入力したり出来るようになってます。
なお、此処からの数字や文字の直打ちは出来ないため、一度定数に貼り付けてからの配置になります。
ちなみに他のプログラミング言語と違ってキーボード打ちをしないため、演算子は初心者にもわかりやすくしてみました(*とか/とか)
%は「割り算のあまり」になります。
+と−が2つ有るのは加算減算。見て目まんま、C言語の++や--ですね。
左矢印は代入、他のプログラムで言うところのA=Bです。ここは厳密に別の演算子作りました。
代わりに=は比較演算子の「等しい」で使います。元々、一つの演算子に複数の機能持たせるというのがわかりにくい原因になってたと思うので。
なので「等しくない」はイコールに斜線の入ったアレです。「!=」なんかより、こっちの方が見た目わかりやすいし。
&はまんま「アンド」 AかつBならば、ってやつです。
逆に「オア」をどうするか悩みまして、「A又B」ってことで漢字の又を使いました。
&と形似てるから図形演算子としても違和感ないかなーと。
最後に四角の演算子がありますが、これは数式で言うカッコ「 ( ) 」になります。
他のプログラミング言語でもそうなんですが、カッコが増えてくると閉じ忘れでエラー出たり何処が何処にかかってるのかわかんなくなりますよね。
そこで、四角の中にまとめたい数式を囲むことで視覚的に明確にします。
ちなみに、数式を入れたTBはこの四角の形状に変化します(ただそのままだと空っぽみたいで違和感あるので、四角の中味に何か入れて表示するか検討中)
さて最後になりますが、演算子同様、命令文もその内容によって形状が変化します。
主なものは以下のとおり。
12では時計回りに関数が処理されるという特性から、機能別に形を作成しました。
ちなみに自前パソコンにEXCEL12が火合ってるので、スマートアートのデザインをパク・・・リスペクトしました。